入籍したので携帯を格安SIMの家族プランにする前篇
お久しぶりです。
ホワイトな職場に転職したはずがクッッッッソ忙しい案件に放り込まれるという貧乏くじを引いた期待の成長株と見込まれた為、ヒーヒー言っておりました。
そんでもってその間にと言いますかつい先日、入籍をしました。
とは言え、1年ぐらい前から一緒に暮らしていたので自分的にはあまり変化もなく、強いて言えばとっさに利き手の左手で机のゴミとか払おうとすると指先から金属音がするようになったぐらいの違和感があるぐらいです。
指輪って慣れないねー……。
そんな惚気だか自慢だかわからない話はさておきとして、無事家族に慣れたので、携帯電話もファミリープラン的なやつにしようぜ、ということになりまして。
現状、自分がソフトバンク、妻がドコモという感じでお互い月1万ずつぐらい出てるのですよね。お互いiPhone6ユーザーなのもあってじゃあiPhone7にするかーともなり、ソフトバンク側に合わせるかはたまたドコモ側に合わせるかって考えたのですが……どっちもビミョーな感じになり、だったらいっそ今流行りの(?)格安SIMことMVNO回線に変更しようじゃないかということにしました。
前提条件
我が家の場合の前提条件は下記の通り
・妻はドコモユーザーでMNPする
・機種はiPhone6→iPhone7に変更する
・変更先はIIJmioのファミリーシェアプラン
※通話+SMS+10GBを二人で分け合うプラン
メリット
・維持費が安い
ざっくり試算で2人で2年間で48万→32万ぐらいになる見込み。
・2年縛り等に縛られなくなる
・上記に伴い長く同じスマホを使うこともできる
デメリット
・キャリアメール使えなくなる
・各キャリアがやっているサービス、サポートほぼ一切なし
・機種によってはOS更新などで突然対応できなくなる可能性がある
すげーな!デメリットめっちゃ多いな!って感じなんだけども、携帯代の維持費が大幅に下がるのは本当に魅力的で、自分で解決できるから余計なものいらんわーって人にはオススメ。
事前準備
じゃあ早速色々と準備が必要だぞということで進めていく。
①本体の準備
いわゆるSIMフリー端末でなければ動作しないので、今回はAppleのオンラインストアにてiPhone7を2台購入。キャリアで購入する場合は、分割だったり値引きだったりで頭金0になるけれど、ここだけは一括で購入する必要があるので覚悟を決める。
②キャリアメールに変わるものを準備する
~~~@docomo.ne.jp等のキャリアメールが今後使用できなくなるので、代替えになるものを用意する必要がある。基本的にはLINEとかSMSとかiPhoneユーザ同士ならiMessageとかあるのだけども、念のため用意はしておくべきところ。
色々と調べた結果、iPhoneユーザなら@icloud.comをメールアプリに設定してあげるのが無難、という結論に落ち着いた。
Gmailでも良いとは思うんだけど、その場合、iPhone標準のメールではプッシュ通知に非対応、Gmailアプリならプッシュ通知可能だけど、元々使っているアカウントを使うと他のメールに埋没する可能性が非常に高い。かと言ってキャリアメールのみプッシュ通知させることも不可能、という感じであった。
その点、自分の場合、icloud.comメールは今まで使っていなかった事と標準のメールアプリに対応しているのが大きく、これが一番面倒くさくない方法だなと言うことに至る。
③準備したアドレスの周知
アドレスを準備したら周知をしないといけない、のだけどキャリアメールが使えなくなってから展開するのはちょいとばかり面倒なことになるぞ、ということで事前に周知をする。その際にGroupMailなるアプリを使用し、何十人に同じメールを送ることにする。ソフトバンクなんかはメアド変更通知系のサービスがなさそうだったり、同時に送る数に制限があるようで、このアプリを使えばそのあたりを回避できつつ楽に複数送信ができる。
あと周知だけでなく、各種サービスのアカウントにキャリアメールを使ってる人はそちらも事前に変えておくこと。ありがちなのは、LINEとかモバゲーとかね。
④名義を変更する
さあいよいよMNP予約番号を取るぞ、と思いきやここで落とし穴が。
IIJmioのHPにてファミリープランへMNPする方法を確認していたところ、こんな文言が。
>IIJmioのご登録名義と、MNP転入を行う回線名義はすべて同一である必要があります。名義が異なる回線がある場合は、本サービスをお申し込み前にご利用の携帯電話会社側で名義変更を行ってからお申し込みください。
つまりこれ、現状、自分と妻それぞれの名義のままだとNGなのでは?という。
これを回避するためには妻の契約を自分名義に変更する必要がある、ということでドコモショップへレッツラゴー。
・記入済みの名義変更の委任状
・名義を譲る側(今回は妻)の身分証明書
・名義を貰う側(今回は自分)の身分証明書
・名義を貰う側(今回は自分)のキャッシュカード
・住民票
この辺のものを持ってドコモショップへ行き、待つこと1時間。
書類的には名義変更可能なので問題ない、のだが更に落とし穴。名義変更をすると今まで使っていたdアカウントが使用できなくなる模様。そのdアカウントがキャリアメールになっていることが多いらしく、解決をするには一旦dアカウント+キャリアメールを別のものにする→名義変更する→dアカウント+キャリアメールを前のものに再変更する、という手順を踏まないといけないようです。ここ数年ドコモ使ってなかったからアレだけどくっそ面倒くさい仕様になってるのね……。
その辺については妻に電話で事情を説明して変更してもらい名義も無事に変更。ちなみに今回の場合、妻が旧姓で契約していたので、自分と家族関係であることを示す書類がないと名義変更の手数料が無料にならないので注意が必要です。家族間なら無料、第三者への譲渡の場合は手数料が掛かるんだそうです。
⑤MNP予約番号を取得する
ということでやっとこさMNP転出手続きをする。
ソフトバンクの場合は、電話で申し込み→ショートメールで予約番号が届くってことができるのでそれにて申し込み。どこのキャリア・機種にするのかとか色々と根掘り葉掘り聞いてきたり、引き留めようとするがそこは意思を強く持って無視をして下さい。
一方ドコモの方はマイドコモにて予約番号を取れるようなのでそっちで取得。電話でも良かったんですが、自分がちゃんと契約内容把握できていないものでオペレーターとやりとりすると面倒くさそうだったので今回はWeb申し込み。SBとの対応で疲れたのもある。
⑥IIJmioと契約
ということでやっとこさ、IIJmioへ申し込みをする段階へ。
IIJmioは基本店舗を持っていないようで、Webから申し込みをする形になる。申し込みページからパッケージ無し、ファミリーシェアプラン、音声通話機能付きSIM、SIMのみ購入、nanoSIMという形で選択していく。プランを選択し、本人情報やMNP予約番号等必要なものを入力、その後身分証明書のアップロードを求められるので、免許証等をスマホで写真撮ってアップロードしてあげればOK。大体1~2日程度で本人確認が終わり、これからSIMカード送るでーって連絡が来るようです。
今回はここまで
ということで実は現状本人確認終わったよ―ってところまでしか来ていないので、その後のSIM受取りからiPhoneのセットアップ関係についてはまた後日まとめようと思います。もはや誰向けの備忘録なのかよくわからないので、これ見てやってみよう!って思う人がいるのか怪しいけれども、そんなのもあるのねーって思ってみてくれたらいいな。
環境が変わって丸一年
前の職場から今の職場へ転職してまるっと一年経過したので、この一年間でぼんやり思ったこととかを書こうかなと思い久しぶりに更新。
そもそもなんで転職しようかと思ったかというと、元々小さな会社で少人数で必死こいえやっていたんだけど、先輩社員がどんどん辞めていって、当時社会人になって4年目程度の人間が上から数えたほうが早い位置に来てしまったことに危機感を感じてしまったのが一番だったと思う。
経験も少ない、マナーや技術といったノウハウを教えてくれる人もいない(むしろ教える側になる)、この先今のままの環境で我流で必死こいて頑張る10年と人が多くしっかりした環境で過ごす10年とどちらが良いのか。それにプラスして会社の経営状況は決して良くない。それは入社当時からそう。残業代は固定だからどれだけ働いても変動しないし、ボーナスも無い。昇給ももはや気分で上がるようなもので明確なルールはない、むしろそういうルールを考えていかないといけない。平社員のぺーぺーが。
とは言え、自分は変化を好まない方で同じ環境で長く続けて行けられるのならそうありたいと思っていたし、初めて入社した会社だったので職場環境に愛着だってあった。抜けていった先輩たちから引き継いだ仕事を受け継いでこの先も守っていきたいという気持ちもあったし、そんな辞めていった先輩から転職を勧められてショックを覚えたのも事実だ。
そういう葛藤があって踏ん切りがつかぬまま、転職を勧められて数ヶ月経って、そういう自分に業を煮やした先輩が半ば強引に引っ張られたのが真相であった。自分一人で決断したわけじゃなかったんだよね。恥ずかしい話。
それでも、この一年を振り返ってみて結果として転職して大正解だったとは本当に思う。あの人に引っ張られてよかったと思う。
転職して一番変わったのは時間の使い方だ。勤務中も終業後も。そもそも以前に比べて残業時間が大幅に減って、5~20時間/月ぐらいになったのでほぼ定時上がりをしていた。前職はそもそもタイムカードがなかったからアレだけど、大体20時半頃とか遅いと連日22時以降上がりとかだったのでそれを思えば全然早い。一年前の今頃は「え?え?もう帰って良いんですか?他にやることないですか?」ってテンパッて罪悪感に駆られていたものだ。その数週間前までは引き継ぎひーひーやりながら最終日の昼過ぎまで見積り作ったりしてたけどな??
残業時間が減ったことで平日でも自炊をするようになったし、家事にやるにしても疲れを取ることにしても週末に無理やりやってる感じじゃなくなったのが良かったなと思う。おかげで以前に比べれば週末になにかやりたいな―と思える機会が増えたと思う。
それと今の職場は前職よりも人が多くて分業になっているので、社内のルール考えたり突然人が来るからとPCのセットアップしたりと総務的な面倒くさいことを一切しなくて良くなった。自分の本業の仕事一本に集中できるので、頭のなかで常にマルチタスクフル稼働ではなくなった。ホントねー、前までしんどかった。頻繁に中断せざる得なくてあーだこーだやってたから。
それに残業ありきで働かなくなったのも大きい。前までは残業代固定だったのと忙しすぎたり中断して失速することが多かったのでもういいや、定時越えたら本気だそうみたいなクソ思考になることが多くて。今は残業代がしっかり出るので、やること片付けて定時で上がるか、仕事沢山もらって頑張って残業代稼ぐかの二択を選べるのが嬉しい。働いたら働いた分お金もらえる方がモチベーション上がるのは当り前よな。
そんな感じで当初は環境の変化にストレスためて死んでたけど、それでも心身ともに掛かる負担が減ってすごく働きやすい環境になったので天国のように感じております。とは言えこれを書いている現在はくっそ忙しい案件に引っ張られたので残業時間が一気に60時間/月ぐらいに戻ったけどな!それでも暇してるよりは全然良い。
そういう時間とか金とか環境とか諸々の変化で感じたことは、「会社は会社で従業員に求めすぎ」「社員は社員で会社に求めすぎ」の両方があるなってこと。
よく社員のモチベーションが低いとか成果も出さずに待遇改善の主張ばかりするとか聞くけれども、同じように会社側も従業員に対して過剰な要求してない?と。確かに普段暇してるような人間が「自分だってチャンスが有れば頑張るのに……」みたいな空気出してると「そうじゃないよ、頑張ってないとチャンスは来ないんだよ」と某パーマ先輩みたいなことを感じたりするけれども、それはそれとして。例えば、「結果を出してもそれに対する明確な基準がないじゃないですか」「じゃあそれを提案しなさいよ」ってなったらナニイッテンダコイツって思っちゃうんだよね。評価システムとか諸々、会社側が揃えなければいけないものを棚に上げて、「そういう改善提案をしないモチベーションの低い社員が悪い」、みたいな経営者はどうなんだろうな、と。従業員は日々の業務で成績を上げる、経営者はそれを元に会社を良くしていく・働きやすい環境を作る。餅は餅屋、という感じでちゃんとそれぞれが頑張るべきポイントがあるはずなのよね。勿論、どうしたら改善できるかって意識を持つのは大事だし、そういう考えを発信できる人は強いと思うけど、過剰に求め過ぎるのはちょっとおかしいよねって。
まあなんでそういうことを思うようになったかというと、同じ業務内容でも会社によって待遇は千差万別で、あんまりしんどかったらちゃんとしたシステム・環境が整ってる会社を必死で見つけてそこに入るのが良いよってことだ。
前の職場で無理した分体力面でしんどいところもあるし、頑張った分が今の職場で活きているところもあって感謝はゼロではない。でもやっぱり今の環境になって比較できないほど楽になったので、転職してよかったなと思う。
もし転職について悩んでる人がいたら一度考えてほしいなと思うのであった。
※昨晩早く寝すぎて早起きしてしまった勢いで書いているので後で直すか消すかするかも
NEWパソコンさんが届いたので
今まで使っていたPCさん、OSはXPだしデスクトップだから置ける場所はないしということで、ノートPCさんを新たに購入しやした。
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